就任会見でポーズを取る松井秀喜新監督。背番号は長嶋茂雄氏と同じ「90」に決まった
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ドラフト会議翌日の10月23日、プロ野球界に大きなニュースが飛び込んできた。巨人が松井秀喜新監督の就任を発表したのだ。
【写真】異論は出ない? 「レジェンド」かつ「名将」がこの人
松井は1992年のドラフト会議で4球団競合の末に巨人に入団。ホームラン王と打点王を3回、首位打者を1回獲得するなど、10年間の在籍でチームを4度のリーグ優勝、3度の日本一に導いた。メジャーでもヤンキースなどで10年間プレー。引退後の2013年には現役時代の監督だった長嶋茂雄とともに国民栄誉賞にも輝いている。
実に24年ぶりとなるNPB、巨人復帰ということで、ファンからは期待の声も多い。
では松井のようないわゆるチームの“レジェンド”と言われる存在の人物は監督としてどの程度結果を残すことができているのだろうか。
まず現役の監督で名前が挙がるのがソフトバンクの小久保裕紀監督だ。2004年からの3年間は巨人でプレーしたこともあったが、長くダイエー、ソフトバンクで中心選手として活躍し、“ミスターホークス”の愛称でも知られた。引退後は侍ジャパントップチームの監督などを経て、2024年にソフトバンクの監督に就任。今年は見事にチームをリーグ三連覇に導いている。
潤沢な資金で実績のある選手を多く補強しており、戦力的に恵まれていることはもちろん大きいが、優勝を義務付けられたチームで就任からいきなり結果を残し続けているというのは見事という他ない。近年で最も成功しているレジェンドの監督と言えるだろう。
ただその他の例を見ると、決して成功しているレジェンドばかりではない。記憶に新しいのが立浪和義(中日・2022~2024年)だ。
立浪はPL学園から1987年のドラフト1位で中日に入団。1年目からショートのレギュラーに定着し、新人王とゴールデングラブ賞に輝いた。5年目以降はセカンド、ベテランとなってからはサードにコンバートされたが、長くチームの看板選手として活躍。NPB歴代8位となる通算2480安打、歴代1位となる487二塁打を記録するなど“ミスタードラゴンズ”と呼ばれた。
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ファン待望の監督就任も…
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西尾典文
西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から専門誌に寄稿を開始。修了後も主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間400試合以上を現場で取材し、AERA dot.、デイリー新潮、FRIDAYデジタル、スポーツナビ、BASEBALL KING、THE DIGEST、REAL SPORTSなどに記事を寄稿中。2017年からはスカイAのドラフト中継でも解説を務めている。ドラフト情報を発信する「プロアマ野球研究所(PABBlab)」でも毎日記事を配信中。
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