アメリカの人気TVアニメ「サウスパーク」にて、『グランド・セフト・オートVI(GTA 6)』のプレイ映像が突如公開された。11月19日に発売を控える本作は、最新トレイラーをNetflixで独占公開するなど、徹底した情報管理体制でも知られている。そんな本作の新たなゲームプレイ映像が、なぜかTVアニメの中でお披露目された格好だ。
公開された映像では、プレイヤーが地面に落ちている“犬の糞”を拾い上げ、NPCに向かって投げつける様子が確認できる。どうやら本作では、うんちを武器として使用できるようだ。高精細なグラフィックで描かれたうんちとともに、自由度の高いゲームプレイが紹介されている。

『GTA 6』は、Rockstar Gamesが手がける人気オープンワールドクライムアクションゲーム『グランド・セフト・オート』シリーズの最新作だ。PS5/XBOX Series X|S向けに11月19日に発売予定。本作の舞台となるのは、米国の架空の州であるレオナイダ州。過去作『グランド・セフト・オート:バイスシティ』などに登場した都市・バイスシティを擁する州だ。主人公となるのは、ジェイソンとルシア。シリーズ最大級に進化した規模と没入感が表現されるという。
一方の「サウスパーク」はアメリカ発のアニメシリーズだ。本作は1997年の放送開始以来、過激な風刺とユーモアで人気を博した作品で、現在はシーズン29を放送中。まもなく放送30周年を迎えようとする長寿番組だ。なお、2026年にドナルド・トランプ米大統領が「オンタリオ湖」を米連邦機関向けに「アメリカ湖」へと改名したのに合わせて、本作も番組タイトルを「サウスアメリカ」に変更していた。
そんな「サウスパーク」の最新話となる「Guinea Pig On A Stick(串刺しのモルモット)」が10月29日に公開された。同エピソードではなんと約20秒にもおよぶ『GTA 6』のプレイ映像が公開されている。エンドクレジットにはRockstar Gamesへの謝辞も記載され、単なるパロディではなく、実際のゲームプレイ映像が使用されていることがうかがえる。
作中で『GTA 6』が登場するまでの経緯は次のとおりだ。舞台となるのは、11月に中間選挙を控えたアメリカ。そんななか、主人公のスタンやカートマンらの前に、とあるゲームの映像を「密輸」してきたと主張する女性が現れる。女性によると、同月に発売されるそのゲームがあまりに衝撃的すぎるため、アメリカの中間選挙に大混乱をもたらしかねないという。アメリカ存亡の危機だとして、そのゲームの危険性を訴えるという内容だ。そのゲームというのはもちろん『GTA 6』のことである。
そうしてカイルたちの前で『GTA 6』の実際のプレイ動画が映し出される。映像では、飼い主の男性とともに浜辺を散歩するシェパード犬の姿が映し出されるが、便意を催した犬は浜辺に座り込んで脱糞してしまう。浜辺に落とされた黄土色のそれは、AAA級タイトルにふさわしい高精細なグラフィックで、実にリアルに描かれている。
飼い主の男性はその糞をエチケット袋に回収するものの、そこへプレイヤーが現れ、男性に襲いかかる。そして、糞の詰まった袋を奪い取ると、なんとそれを男性の顔面めがけて投げつけてしまうのだ。思わず顔を押さえる男性、あたり一面に飛び散る排泄物。そんな衝撃的なゲームプレイの一幕が披露された。

アニメ作中で、女性はこの映像について次のように説明している。「グラフィックは次世代のレベルよ。犬はうんちをすることができるし、人間はそのうんちを拾うこともできる。そして、その拾ったうんちを投げつけることもできるの。もし誰かに襲われたとしても、犬のうんちを拾って反撃することができるわ。これが11月に発売されるゲームよ」と本作の脅威を語っている。ちなみに、うんちを投げつけるゲームプレイには「Holy Shit!!」とカイルたちも驚嘆している様子だ。
ちなみに、「犬の糞」を投げつけるというメカニクスについては、以前からRockstar Gamesがその存在を認めていた。そのため、今回の映像に登場した仕組みもアニメのために特別に用意されたものではなく、実際のゲーム内で利用できるアクションだとしてもおかしくはない。 「身近なものをなんでも武器にできる」という自由度の高いゲームプレイが思わぬかたちでお披露目された格好だ。
2026年最大級の話題作だけあって、その美麗なグラフィックは街並みや人物だけでなく、犬の糞にまで惜しみなく注ぎ込まれているようだ。11月19日の発売を楽しみにしたいところだ。
『グランド・セフト・オートVI』はPS5/XBOX Series X|S向けに11月19日に発売予定だ。
