『ストリートファイター6』(スト6)の国内プロリーグ「ストリートファイターリーグ JAPAN 2026」(SFリーグ 2026)のDivision S 第6節が、2026年10月30日(金)に行われた。

ここから後半節がスタート。ホームとアウェーが入れ替わった対戦が繰り広げられる。第5節終了時点では、3位ZETA DIVISION Geekly(ZETA)と4位Saishunkan Sol 熊本(SS熊本)が120ポイントで並び、2位FUKUSHIMA IBUSHIGIN(IBSG)との差もわずか10ポイント。残り5節で、プレーオフ進出ラインの3位以内をめぐる争いはさらに熾烈(しれつ)になる。
チームマッチ1 CR vs ZETA:延長戦を制したZETAが30-20で勝利!——ShutoのMenaRD完封は実らず
チームマッチ1は、80ポイントで5位のCrazy Raccoon(CR)と、120ポイントで3位のZETA。第1節と同じカードだが、今回はCRがアウェー、ZETAがホームと立場が入れ替わった。第1節で0-40と全敗したCRとしては、雪辱を果たして40ポイント差を詰めたいところだ。
アウェー側のCRは、先鋒はかずのこ(C.ヴァイパー)、中堅はボンちゃん(豪鬼)、大将はShuto(ルーク)で、延長戦にはどぐら(エレナ)が控える。
先鋒戦はかずのこ vs ももち(ジェイミー)。「大会だとももちさんに負けているイメージがあるので、今日はそんな流れを変えたいと思っている」と意気込みを語るかずのこだったが、試合は終始画面端で圧をかけていたももちが優勢。2-0でももちが今季初勝利を収めた。
中堅戦はボンちゃん vs ひぐち(ガイル)。空中で軌道を変えるのが得意な豪鬼相手に、多彩な対空で出鼻をくじくひぐち。オーダーを先読みして、使用キャラをサガットではなく豪鬼にしていたと明かしていたボンちゃん相手に、対策の対策を見せつけた。

▲空中で軌道が変わる「百鬼豪刃」に対して、前歩きでくぐり抜けてから着地を狩るといった対空や、早めのジャンプ攻撃で空対空をするなど、豪鬼の飛びに対してしっかりと対応していたひぐち。豪鬼戦の対策がうかがえた(https://www.youtube.com/live/bHJ4IMV5cro?t=3265s)
大将戦はShuto vs MenaRD(ブランカ)。ZETAの最終防衛ラインともいえるMenaRD相手に、強力な対策を見せつけたのがShuto。開幕、無敵技でもある「ODバーチカルローリング」の暴れをしっかりとガードして、手痛い反撃を見せるなど、試合は終始Shutoの優勢に。気づけば3-0と、MenaRDに1ラウンドも奪われることなく完封を見せた。

▲起き上がりの無敵技暴れに読み勝つだけでなく、通常技暴れにジャストパリィを決めるなど、ブランカ対策というよりはMenaRD対策が光っていたShuto。完璧すぎる完封で配信をざわつかせた(https://www.youtube.com/live/bHJ4IMV5cro?t=4218s)
延長戦はどぐら vs ヤマグチ(舞)。「秘策はあるので見ていてください!」と語るどぐらに、対するヤマグチは「MenaRDが負けても勝てるチームだということを証明したい」と意気込む。その意気込みどおり、ヤマグチが意地を見せ、2-1で勝利を収めた。
リベンジマッチに挑んだCRだったが、20-30でZETAに軍配が上がった。
対戦カードCR(アウェー) ZETA(ホーム)先鋒 かずのこ(C.ヴァイパー:C) 0-2 ✅ももち(ジェイミー:C) 中堅 ボンちゃん(豪鬼:C) 0-2 ✅ひぐち(ガイル:C) 大将 ✅Shuto(ルーク:C) 3-0 MenaRD(ブランカ:C) 延長 どぐら(エレナ:C) 1-2 ✅ヤマグチ(舞:C) 合計 20 – 30
チームマッチ2 iXA vs SS熊本:延長戦でcosaが逆転勝利!——中段3連発でSS熊本がiXAを振り切る
チームマッチ2は、現在最下位で苦しい状況にある広島 TEAM iXA(iXA)と、120ポイントで4位のSS熊本の対決。
アウェー側のiXAは、先鋒はあきら(C.ヴァイパー)、中堅はACQUA(ブランカ)、大将はひびき(リリー)。延長戦にはtakepi(JP)が控える。
先鋒戦はあきら vs まちゃぼー(リュウ)。「波動拳」でけん制して相手の動きを制限するといったリュウらしい立ち回りを見せるまちゃぼー。試合は終始まちゃぼーの優勢で進み、2-0でSS熊本に先勝をもたらした。
中堅戦はACQUA vs こばやん(ザンギエフ)。ザンギエフの火力を生かした大胆な攻めで体力リードを奪い、その後は鉄壁の守りでACQUAのミスを誘うといった試合運びが刺さる。2-1でこばやんが勝利を収め、大将戦へとつないだ。
大将戦はひびき vs きんちょ(テリー)。追い込まれたiXAではあるが、きんちょの中段重ねにしっかり対応するなど、冷静な立ち回りを見せるひびき。投げか打撃かといった投げキャラらしい2択に持ち込み、3-1でひびきが大将戦を勝ち取った。

▲歩いて距離を詰め、コマンド投げの「メキシカンタイフーン」で吸い込むひびき。さらに、ドライブラッシュからの起き攻めと見せかけた「ODメキシカンタイフーン」でダメージを重ねるなど、体力的にも心理的にもダメージのデカい攻めを見せた(https://www.youtube.com/live/bHJ4IMV5cro?t=8652s)
延長戦はtakepi vs cosa(豪鬼)。1本目はtakepiが制し、あとがないSS熊本はたまらずインターバル。インターバルの話し合いが功を奏したのか、cosaは地上戦主体の豪鬼らしい攻めを展開。さらには、バーンアウトしながらも前に進んだり、相手の起き上がりに中段を3度も通したり——メンタルの強さも見せ、逆転勝利を果たした。
延長戦を制したcosaは、試合後「チームメンバーの3人がずっと励ましてくれていたので助かりました」とコメント。場の雰囲気を大事にするSS熊本らしいチームワークで30ポイントを獲得した。

▲ガードされたときのことを考えると、中段技で攻め続けるのは度胸がいる。ただ、今回はそんな中段に救われた場面が3度も。勝利を決めた瞬間には、チームメートから「強ええじゃねーか! やるわ!」と声が飛んだ(https://www.youtube.com/live/bHJ4IMV5cro?t=9550s)
対戦カードiXA(アウェー) SS熊本(ホーム)先鋒 あきら(C.ヴァイパー:C) 0-2 ✅まちゃぼー(リュウ:C) 中堅 ACQUA(ブランカ:C) 1-2 ✅こばやん(ザンギエフ:C) 大将 ✅ひびき(リリー:C) 3-1 きんちょ(テリー:C) 延長 takepi(JP:C) 1-2 ✅cosa(豪鬼:C) 合計 20 – 30
チームマッチ3 FAV vs IBSG:りゅうきちが3-0ストレート勝利!——FAVがIBSGとの上位対決を30-10で制す
チームマッチ3は、現在140ポイントで首位のKADOKAWA FAV gaming(FAV)と、10ポイント差であとを追う2位のIBSGの上位対決だ。
アウェー側のFAVは、先鋒はもけ(舞)、中堅は藤村(C.ヴァイパー)、大将はりゅうきち(舞)。延長戦にはsako(エレナ)が控える。
先鋒戦はもけ vs 鶏めし(ダルシム)。距離を詰めたい舞と、距離を取りたいダルシムの攻防を制したのは鶏めし。もけの攻めを徹底的にいなしていく鶏めしのうまさが光った試合となった。
中堅戦は藤村 vs ジョニィ(エレナ)。近距離での差し合いでは、“先にさわりに行く”といったエレナ対策を持ってきた藤村。終始エレナの得意な攻めをさせないといった立ち回りを見せた藤村が2-0で勝利。
大将戦はりゅうきち vs 2BASSA(ジュリ)。「久々の大将戦なので緊張している。勝てば勝ちなので勝ちたい」と、勝利への執着を見せるりゅうきち。その言葉を体現するかのような、攻めっ気のある立ち回りで、あっという間に2-0と2BASSAを追い込む。たまらずインターバルを取ったIBSGではあったが、りゅうきちの勢いは止まらず。3-0のストレート勝利でIBSG戦を制した。

▲相手の攻撃にはしっかりとジャストパリィを決めて、形勢を逆転させるりゅうきち。このジャストパリィを起点に相手を画面端に追い込んだり、終始技を出し続けて圧をかけるといった立ち回りが刺さっていた(https://www.youtube.com/live/bHJ4IMV5cro?t=12721s)
対戦カードFAV(アウェー) IBSG(ホーム)先鋒 もけ(舞:C) 1-2 ✅鶏めし(ダルシム:C) 中堅 ✅藤村(C.ヴァイパー:C) 2-0 ジョニィ(エレナ:C) 大将 ✅りゅうきち(舞:C) 3-0 2BASSA(ジュリ:C) 延長 sako(エレナ:C) – – 合計 30 – 10
Division S 第6節 試合結果
Division S 第6節を終え、依然FAVが首位をキープする形となった。第5節まで2位に食らいついていたIBSGは、4位とプレーオフ進出圏外までランキングを落とす結果に。しかし、1〜4位までは、かなり僅差となっているので、まだまだ巻き返しのチャンスは十分にあるといえる。
Division Sの前半節はアウェー側の勝率が高い傾向が続いていたが、第6節ではホーム側が勝つ試合が目立つ結果となった。ただ、ホーム側の2勝はいずれも延長戦までもつれた末の勝利。このまま流れがホーム側に傾いていくのか、それともアウェー側が再び盛り返すのか——。プレーオフ争いが激しさを増す後半節は、ホームとアウェーの勝敗にも注目したい。

順位チーム獲得ポイント獲得バトル獲得ラウンド1 KADOKAWA FAV gaming 170 13 15 2(↑) ZETA DIVISION Geekly 150 8 13 3(↑) Saishunkan Sol 熊本 150 4 5 4(↓) FUKUSHIMA IBUSHIGIN 140 -6 -10 5 Crazy Raccoon 100 -7 -6 6 広島 TEAM iXA 70 -12 -17
※プレーオフボーダーラインは3位まで
Division Sの次の対戦は11月6日(金)の第7節。FAV vs SS熊本、IBSG vs CR、ZETA vs iXAが予定されている。配信アーカイブ
■関連リンク
CAPCOM eSports公式YouTubeチャンネル:
https://www.youtube.com/@CapcomFightersJP
CAPCOM eSports公式Twitchチャンネル:
https://www.twitch.tv/capcomfighters_jp
SFL JAPAN 2026 出場チーム:
https://sf.esports.capcom.com/sfl2026/team/
SFL JAPAN 2026 日程・試合結果:
https://sf.esports.capcom.com/sfl2026/schedule/
©CAPCOM
