2026年11月
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     総務省は10月30日、2026年3月末時点の携帯電話サービスやBWAの電波利用状況の調査結果を公表した。調査では、携帯電話事業者各社およびBWA事業者の計7社に割り当てられた周波数のほか、携帯電話事業者が全国に展開する基地局数などが明らかにされた。

    ドコモの5G基地局数は5.8万局で最下位、年間純増数も他社の4割

     同省の調査によると、NTTドコモの4Gと5Gを合わせた基地局数は31万8380局。5G基地局は5万8979局だった。同じくKDDIは、4G+5G基地局数は35万1819局、5G基地局数は13万1042局。ソフトバンクの4Gと5G基地局数は34万7441局、5G基地局数は12万564局。楽天モバイルの4Gと5G基地局数は10万8841局、5G基地局数は3万6130局だった。

     ソフトバンクの基地局数には傘下のワイヤレスシティプランニングも含む。NTTドコモの5G基地局数は前年比で6447局増加した。KDDIは同じく1万5866局増、ソフトバンクは1万6117局増、KDDIやソフトバンクが年間1.5万~1.6万局増やす中、ドコモの純増数は他社の4割程度のペースにとどまり、整備スピードの面でも差が開く結果となった。

     総基地局数に対する5G基地局数の割合は、ドコモが18.52%、KDDIが37.25%、ソフトバンクが34.70%、楽天モバイルが33.20%だった。携帯電話4社の中で、NTTドコモの総基地局数に対する5G基地局数の比率が最も低い結果となった。

     また、5G基地局数の中でもミリ波対応の基地局が最も多いのはKDDIで1万5679局。次点で楽天モバイルの1万5476局だった。Sub6基地局数でもKDDIが最も多く4万3916局、次に多かったのはドコモで3万7121局だった。

     通信品質に厳しい指摘が相次いだドコモは、品質改善に注力しており、たびたびメディア向けに最新の状況を紹介している。たとえば、2026年第1四半期時点で、4G+5G+の基地局数は32万1900局、5G基地局は6万800局となっている。

    事業者名総基地局数(4G+5G)うち5G基地局数5G比率NTTドコモ31万8380局5万8979局18.52%KDDI35万1819局13万1042局37.25%ソフトバンク34万7441局12万564局34.70%楽天モバイル10万8841局3万6130局33.20%1契約あたりの通信量は各社ともに増加傾向

     携帯電話事業者とBWA事業者各社の1カ月間の4G+5Gの通信量は414万3737TBで、5Gでは116万2002TBだった。事業者別の1契約あたりの1カ月の総通信量は、楽天モバイルが最も多く29.75GBだった。ソフトバンク(ワイヤレスシティプランニング)が21.16GBと続き、ドコモが14.43GB、KDDI(UQコミュニケーションズ)が13.98GBだった。

     各社ともに通信量は増加傾向にあり、楽天モバイルは前年度実績比で4.85GB増、ソフトバンク(ワイヤレスシティプランニング)は2.33GB増、ドコモは2.58GB増、KDDI(UQコミュニケーションズ)は2.13GB増だった。

     このほか、3Gが終了したことに伴う周波数移行計画の進捗については、2022年~2024年にかけて3Gサービスを終了したKDDIとソフトバンクについては、計画を上回る進捗とされた。ドコモを含めた各社では、3Gサービスで利用していた周波数を4Gまたは5Gに移行する計画を進めている。

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