デベロッパーのCI Gamesは10月30日、現在開発中のアクションRPG『Lords of the Fallen II(ロード・オブ・ザ・フォールン II)』の完成に向けて、2860万ユーロ(約50億円)の資金を調達したと発表した。これに先立って同スタジオは、Epic Gamesとの提携を解消していた。
本作は、250万本以上を売り上げているアクションRPG『Lords of the Fallen』の続編だ。PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/XBOX Series X|S/Nintendo Switch 2向けに2027年第1四半期に発売予定。

『Lords of the Fallen II』は、ソロプレイおよび最大4人でのオンラインマルチプレイに対応。プレイヤーは、生者と死者の領域を行き来する能力を持つ主人公となり、崩壊しつつある広大な王国を冒険する。月明かりに照らされた城砦や、時に蝕まれた寺院といったエリアが登場するという。
ダークファンタジーの世界観を持つステージを進む中では、巨大な異形のモンスターが登場。プレイヤーは、剣や魔法による近接・遠距離攻撃を駆使した苛烈な戦いに挑む。前作は、歯ごたえあるバトルが特徴のソウルライクゲームとしても知られ、その点は新作にも継承されるようだ。また、無数に存在するビルドを自在に組み上げる要素が用意されるとのこと。


本作は2025年8月に発表され、その後開発が進められている。そんななか開発元のCI Gamesは10月30日、地元ポーランドの金融機関であるErste Bank PolskaおよびBank Ochrony Środowiskaとの間で、計2860万ユーロ(約50億円)を融資枠とするシンジケートローン契約を締結したと投資家向けに発表した。『Lords of the Fallen II』の残りの開発費およびリリースに関わる費用を含む、同スタジオの事業運営のための資金調達とのこと。返済期日は2027年8月31日に設定されている。
なお本作においてCI Gamesは、そのPC版の販売に関してEpic Gamesと提携していたが、今年4月に提携を解消(関連記事)。これを受けて、PC版はEpic Gamesストアでの独占販売ではなくなり、Steamでも同時リリースされることとなった。両社間で何があったのかは今もはっきりしないが、CI Gamesは本作を完全に自主販売するかたちとなり、これが今回の資金調達につながった可能性がありそうだ。
EUR 28.6m of bank financing signed today to take Lords of the Fallen II all the way to launch. No new shares, no publisher taking a cut. I’ve locked up every share I own for the full term. pic.twitter.com/PeoPf1T9TZ
— Marek Tyminski (@tyminski_marek) October 30, 2026
CI Games代表取締役社長兼CEOのMarek Tymiński氏は今回の発表に際し、『Lords of the Fallen II』の発売に向けた資金を、新株を発行することなくすべて確保できたとコメント。本作の発売日は来月12月に発表するとし、そこから本格的なプロモーションも展開していく計画だとした。融資には、そのための資金も含まれているということだろう。
また同氏は、本作が持つポテンシャルについて自信を述べ、同スタジオの筆頭株主として、融資期間中に保有株を手放す考えがないことも明らかにしている。さらに、本作のPC版を自主販売することに関しては、すべての売り上げからの収益の最大化につながるとし、それによって融資を返済し、次のプロジェクトのための資金を確保できるとした。
『Lords of the Fallen II(ロード・オブ・ザ・フォールン II)』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/XBOX Series X|S/Nintendo Switch 2向けに2027年第1四半期に発売予定だ。
