エレクトロニック・アーツおよびRespawn Entertainmentは、バトルロイヤルシューター『Apex Legends』の最新シーズン31「Cipher(サイファー)」を日本時間11月4日(水)午前3時より開幕します。
今シーズンでは「クリプト」の大幅な仕様変更をはじめ、待望の「アキンボ(2丁拳銃)・ウィングマン」の実装や新要素の導入など、対戦環境を大きく揺るがす調整が目白押しとなっています。
開幕に先駆けて実施された先行プレイに参加できましたので、本稿では実際に触れて分かったクリプトの手触りやアキンボ・ウィングマンの使用感、ケアパッケージ武器の調整内容を中心にお届けします。
新生クリプトはドローン展開時に透明化と即時EMPが強力
シーズン31における目玉のひとつが、クリプトのリワークです。従来のクリプトといえば、味方の後方からドローンを操作する受動的な立ち回りが基本でした。しかし今回のアップデートにより、前線でスピーディーかつ能動的に戦えるレジェンドへと変化しています。
ドローンは25秒稼働のバッテリー式となったほか、配置したドローンが視界に入った敵を自動でマークし、壁越しでも8秒間表示します。
実際に触れてみて驚かされたのが、ドローン操作中のクリプト本体の挙動です。操作中は自身の身体が透明化するため、遮蔽物の少ない場所でドローンを飛ばしていても敵から察知されにくくなっています。ただし、完全に透明化し続けるわけではなく、たまに画面へノイズが走るようなグリッチエフェクトが発生するため、注視されると居場所がバレるリスクは残ります。
もちろん被弾すれば通常通りダメージを受けるため無敵ではありませんが、従来の「操作中に棒立ちで撃ち抜かれるリスク」は大幅に軽減されており、前線付近でも大胆にドローンを展開できる安心感が生まれました。

さらに実戦で恩恵を感じたのが、アルティメットアビリティ「EMP」の取り回しです。ゲージが溜まっておりドローンが展開可能な状態であれば、ドローンを出していない通常時でもボタン一発で即座にEMPを発動できるようになりました。
ドローンの射線が通っていれば、遭遇戦でいきなり相手のアーマーを割って戦闘を仕掛けるといったアグレッシブな運用が現実味を帯びています。ドローン定点張りから脱却し、部隊と共に前線へ飛び込んで戦えるレジェンドへと見事に生まれ変わった印象です。
1トリガーで2倍の暴力!アキンボ・ウィングマンの圧倒的火力
本シーズンで「アキンボ・ウィングマン」が登場します。これまでに実装されてきたP2020やモザンビークのアキンボとは異なり、ウィングマンは1トリガーで2丁を間髪入れず連続で撃つバースト方式となっています。1トリガーで実質2発分の弾丸を撃ち出すため、ヒット時の瞬間火力は通常の2倍に相当します。
その反面、反動も強くなっています。2発目のウィングマンは1発目のウィングマンを発射した縦反動がそのまま上乗せされるため、実質的に縦反動が2倍になっている感覚に近い暴れ方をします。そのため、遠距離から落ち着いて頭を狙うような精密射撃は非常に困難です。
ところが、腕利きのプレイヤーが握った際の制圧力は恐ろしいものがありました。先行プレイ中、筆者はG7スカウトを構えて有名ストリーマーと対峙したのですが、中~遠距離の撃ち合いにもかかわらず、あちらもG7スカウトを使っているのではないかと錯覚する勢いで弾を次々と叩き込まれ、一目散に逃げる場面がありました。反動制御さえ習熟してしまえば、中距離以遠でも凄まじいプレッシャーを与えられる武器となりそうです。
なお、ウィングマン自体は通常ドロップ武器として配置されているものの、今回の先行プレイの範囲では出現率が絞られているような印象を受けました。2丁持ちにするにはウィングマンを2本自力で拾い集める必要があるため、誰もが毎試合手軽に扱えるわけではなさそうです。安定して揃えたい場合は、広範囲から目当ての武器を回収できるローバを活用することが有効な戦術になるかもしれません。
ケアパッケージ武器に「アキンボ・モザンビーク」の登場とクレーバー調整
シーズン31ではケアパッケージから手に入る補給武器のラインナップにも大きな動きがありました。
中でも面白かったのが、「アキンボ・モザンビーク」のケアパッケージ入りです。救援物資から拾った時点で最初から2丁持ち状態となっており、至近距離でのDPSは極めて強烈でした。通常のアキンボ武器は弾がばらけやすいという欠点を抱えがちですが、ショットガンであるモザンビークはペレットが拡散するため、そのばらつきが良い意味で命中範囲の広さへと繋がり、近距離戦では圧倒的な弾幕を広げられます。

一方で、クレーバーには下方調整が入っていました。ヘッドショット倍率を引き上げていたアタッチメントのスカルピアサーが廃止され、ヘッドショットダメージが210へと低下しています。これにより、最大強化された赤アーマーはヘッドショットを決めてもワンパンで倒すことができなくなりました。
他にマークスマンライフルの30−30リピーターと投げナイフがシーズン31のケアパッケージ武器となっています。
前線で積極的にファイトへ絡めるようになったクリプト、極めれば手が付けられない火力を叩き出すアキンボ・ウィングマン、そして要所を締めるケアパッケージ武器の刷新と、ケアパッケージの上位版となるストロングホールドの登場など、シーズン31は立ち回りや武器選択のセオリーを大きく塗り替えるシーズンになりそうです。
『Apex Legends』シーズン31「Cipher」は、日本時間11月4日(水)午前3時(現地時間11月3日10時)より開幕予定です。
