2026年11月
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    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)は、ダブルリタイヤに終わった2026年F1第19戦メキシコGPを経て、「忘れ去るべき週末だったのでは?」との問いかけに否定で応じ、「いや、むしろ忘れてはいけない週末だ。学ぶべき週末にしたいね」と語った。

    現地時間11月1日(日)にエルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われた決勝でアロンソは、6周目にガレージへ戻り、チームメイトのランス・ストロールもチームの指示を受けてコース上に停止。アストンマーティン・ホンダのレースはわずか6周で終わった。

    好ペースも「問題はとにかく…エンジンだ」

    アロンソは週末を通じて今季屈指のパフォーマンスを示し、Q2進出への期待を抱かせた。だが、予選Q1ではエネルギー回生システム(ERS)のトラブルに見舞われ、走行を断念。18番手にとどまった。

    決勝でも早々と走行を打ち切る結末となったが、マシン自体への評価は変わらなかった。トラブルによりリタイヤするまでの感触を尋ねられると、こう答えた。

    「クルマの感触は良かった。問題はとにかく…エンジンだ。どうやら一定の周回数以上は走れないらしい」

    「だから、さっきも言ったように、今回のことから学んで、来年はもっと十分な準備をして戻ってこられればと思っている」

    ホンダ・レーシング(HRC)の折原伸太郎トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアによると、高地ゆえに冷却面で厳しい状況に遭遇することは予想していたものの、ERSの冷却系に想定以上の負荷がかかり、予選に続いて決勝でも同じ問題が発生したという。

    チーム代表兼マネージング・テクニカル・パートナーのエイドリアン・ニューウェイも、「残念な一日だった。特にフェルナンドが週末を通じて非常に良いペースを示していただけに、なおさらだ」と振り返った。

    準備を重ねても「周回数を重ねられない」

    予選後には、温度管理の難しさを挙げ、決勝での挽回に極めて悲観的な見方を示していたアロンソ。実際のレースでは、その挽回を試みる時間さえ得られなかった。

    次戦サンパウロGPへの抱負を問われると、唇を震わせて息を吐き、やり切れない様子を見せた。

    「また頑張るよ。そうだね、僕はいつだってベストを尽くしている。常にだ。走るたび、1周、その1周でね。毎朝、目を覚ますときも、準備をするときも、食事をするときもだ」

    「すべてはステアリングを握ったときに自分のベストを発揮するためだ。それなのに、十分な周回数を重ねることができていないのが現状だ」

    2026年F1第19戦メキシコGP決勝では、4番グリッドからスタートしたアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が3位でフィニッシュし、史上最年少チャンピオンに輝いた。優勝はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)。0.799秒差の2位にルイス・ハミルトン(フェラーリ)が続く結果となった。

    インテルラゴス・サーキットを舞台とする次戦サンパウロGPは、11月6日(金)のフリー走行1で幕を開ける。

    F1メキシコGP特集

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