5年で株価10倍。ただし10年前は解体すら語られていた【三菱重工】
この5年で、株価が10倍になった会社があります。三菱重工です。
2020年ごろは200〜300円台(分割調整後)でしたが、2026年3月に5,208円の最高値をつけました。
ただし10年前は、解体すら語られていました。
2015年、客船事業で2,000億円を超える損失。2023年には国産旅客機MSJからも撤退。
巨大な会社が、次々と的を外していました。
始まりは1884年です。
政府の長崎造船所を、岩崎彌太郎が借り受けたところから始まりました。
船を造る会社として広がり、船を動かすための蒸気の機械が、やがて発電機になります。
戦後の屋台骨は、船ではなくタービンでした。
その後も航空、宇宙へと手を広げ、2010年代に2つのつまずきが来ます。
立て直しの最中だった2020年代。そこへ3つの追い風が同時に吹きました。
1つ目は防衛です。国が防衛費を大きく増やし、艦艇や航空機の多くをこの会社が作っています。
2つ目はAIのデータセンター。街1つ分の電気をその場で作る必要があり、
高効率のガスタービンが効いてきます。1700度の炎に金属を耐えさせる技術が要ります。
3つ目は原子力の再評価。止まっていた原発がまた動きはじめ、小型の次世代炉にも手をかけています。
偶然ではありません。どれも100年以上やってきた仕事でした。
2026年3月期は受注7兆6,500億円(前年から1兆円以上の上積み)、
純利益3,321億円で過去最高になりました。
船で外し、飛行機で外した会社が、捨てなかった技術で戻ってきた。
鍛え上げてきた技術の種が、ついに芽吹こうとしています。
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※ 株価の比較は分割調整後の数値です。
※ 防衛費の増額もAIデータセンターの需要も**外部要因**であり、環境が変われば数字も変わります。
※ 2015年の客船事業の損失、2023年のMSJ撤退は、いずれも実際に計上された失敗です。
※ 動画中の艦艇・航空機の映像は、特定の運用や性能を示すものではありません。
【出典】
三菱重工業 2026年3月期 決算(受注7兆6,500億円/純利益3,321億円)
各種報道(株価推移・客船事業の損失・MSJ撤退)
【画像クレジット】
・Nagasaki Shipyard & Machinery Works, 20240814 1341 3302.jpg / Jakub Hałun / CC BY 4.0
・Mitsubishi Heavy Industries Nagasaki Shipyard & Machinery Works, 20240814 1550 3490.jpg / Jakub Hałun / CC BY 4.0
・Mitsubishi Heavy Industries Nagasaki Shipyard & Machinery Works Full View.jpg / Marine-Blue / CC BY-SA 4.0
・Mitsubishi ship factory – panoramio.jpg / Masoud Akbari / CC BY-SA 3.0
・Mitsubishi ship factory view – panoramio.jpg / Masoud Akbari / CC BY-SA 3.0
・Mitsubishi Regional Jet JA22MJ.jpg / Alec Wilson / CC BY-SA 2.0
・Dampfturbine Laeufer01.jpg / Siemens Pressebild / CC BY-SA 3.0
・Mitsubishi F-2 in flight 02.jpg / Jerry Gunner / CC BY 2.0
・Sendai 04780025.jpg / IAEA Imagebank / CC BY-SA 2.0
・AIDAprima (IMO 9636955) Rotterdam 2016.jpg / Niels Johannes / CC BY-SA 4.0
・造船所・工場の映像:Pexels
(上記以外はパブリックドメインまたはCC0)
#三菱重工 #株価 #防衛 #ガスタービン #日本の技術 #長崎 #雑学

2件のコメント
218円が5208円だから23倍にゃ!
そろそろ暴落